【簡易】勉強ができる人のメモ
凍結前記事のサルベージ。
↑彼はメモ魔なのですが効率の悪い書き方をしており、見て思った事の1つに学習効率が悪いというものがありました。
悪いパターン
聞いたことをそのまま書き写すだけのいわゆる写経。
これは話を聞いていなくても出来ます。
ずっと別の事を考えながら話を聞いていても、パワーワードを聞いた時だけ、そのまま写せばいいだけです。
手を動かしているだけなので、非生産的な作業と言う事になります。
脳に情報を入れていないですし、きれいにメモを取ったりなんかしていると、「ちゃんと話を聞いていた」ような錯覚をしてしまいます。
良いパターン
できる人は、話し手の言っていることを一度脳にインプットしてから、アウトプットとしてメモ書きを行う傾向があります。
そもそもこれは難しい作業です。
まず、話し手の言うことを注意深く聞いている必要があり、集中力と理解力が必要となります。
さらに、ある程度前提知識がある状態でなければ、新しいことを即座に脳へインプットし、それを咀嚼しなければなりません。
大変な作業に思えますが、毎日やっていると意外と慣れます。
この手法でメモを取っていれば、会議中だけでも膨大な情報が脳に一度取り込まれるわけです。
まとめ
平たく言えば情報の模写ではなく、記憶の出力を意識する事になります。
このやり方が、おそらくメモやノートの本来あるべき取り方だと思います。
出来るようになると少し勉強することが楽しくなったりしますし、この手法は、ビジネスにおいてこそ必要だと思っています。
というのも、仕事では会議などでメモをすることが多くなりがちです。
しかも後でメモを見返した時に、何のことなのかわからなくなる事もありました。
時間制約の多いビジネスでこそ、効果があるのではないでしょうか。
私が働きだした時メンターに言われたことが、「極力メモを取らないで覚えられるようになりなさい!メモを書く癖がつくと一生メモしないと覚えられないよ」というもので、これは芯を喰っています。
上記を意識するようになったおかげで十数年たいしたメモを書かずに記憶できるようになったのは良い傾向ですね。
あまりとやかくいうことでもないですが、メモの魔力のような冗長な本を読むより↑を意識してトライアンドアラーを繰り返した方が幾分役に立つかもしれません。