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踊る社畜はグルメを学んで働くのを辞めました

コロナで薄れる東京オフィス需要、選別が進行中!?

コロナ禍によるオフィス需要の減退は世界的な現象で、当然東京でも顕在化し始めました。

私が務めている会社もオフィスの数フロアを売っ払ってしまう事になったのですが、今の状況のお陰でようやく東京の中心部に集まる必要がないという事に気付いた◯◯経営層が増えた様です。

そもそも企業がなぜ都心に大きなオフィスを持とうとしてきたかというと、同じ場所に集まって仕事をするという日本人の慣習と、それに伴う営業活動のやり易さがありました。

都心という立地にはブランドイメージや信頼度の高さと言った効果もあります。

しかしコロナのお陰でテレワークが広まり、一箇所に集まって仕事する必要はなかった!という気づきが生まれました。

これがもう少し定着して「都心=ステータス」という価値観も薄れていけば、今よりは一極集中を避けられるか、少なくともより働きやすい環境になるでしょう。

ただ、都心のオフィスには交通アクセスが良いという利便性があるため、営業活動の合間に寄れる営業拠点や作業場所、TKPの様な商談やセミナーの会場は残るでしょう。

一つの企業が無駄に大きな面積を専有するのではなく、目的によって適した場所を提供するシェアオフィスを契約し、必要に応じて使うような形が増えていくのではないかと思います。

昔から鎌倉など多少外れた場所に社を構えている企業は経営方針的に賢く、ちょっと前に渋谷ストリームに入居した様なお登りさんは経営方針的に賢くないという事になりましたね。