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踊る社畜はグルメを学んで働くのを辞めました

なぜアメリカの映画は再婚して終わるような作品が多いのか

中々給付金が来ないので、家で慎ましく生活している人も少なく無いと思います。

家の中でも外でも、手っ取り早くお手軽に楽しめるものといえば映画だと思いますが、アメリカの映画は最後に男女が仲直り(再婚)して終わるような作品が多いように思います。

元来アメリカでは日本に比べて離婚が多いのですが、アメリカの映画でなぜ最後に仲良くなって終わる作品が多いかと言うと、

 

統計上や慣習上、映画ってハッピーエンドで終わる映画のほうか売り上げが高いんですよ。

映像を作って売るということはビジネスで、映画制作会社がお金を集めて、監督に「映画撮れやー」って言って映画を撮らせ、チケット買ってもらったり、DVDやBlu-rayにして販売して売上を確保するわけですけど、

売上を上げるために、終わりをハッピーエンドにするということは結構重要なんですよ。

なので、映画の中で離婚した家庭が仲良くなるシナリオを考えているわけではなく、基本的に映画はだいたいハッピーエンドで終わります(笑)。

 

ハッピーエンドで終わったほうが売上が上がるのでハッピーエンドにするわけですが、逆にハッピーエンドで終わらせない作品って、監督のこだわりだったり、脚本家のこだわりだったり、何かストーリーに伝えたいものがあります。

あえてハッピーエンドじゃない終わり方をしているものの方が、見て面白い物が多いんじゃないかなと個人的には思いっています。

例えばダンサーインザダークやミストの 終わり方には考えさせられるものがあったり、ハッピーエンドじゃなくて興行成績が良いものっていうのは、だいたい面白いんですよね。

逆にハッピーエンドで興行成績が良い映画っていうのは、大体どうでもいい映画っていうのが結構あるのも事実なんですよ。

まだ家時間を楽しめるフェイズの人もいると思うので、ハッピーエンドで終わる名作と、そうでは無い名作を見比べてみると、自分の映画感がよくわかると思います。